2019.04.01
国内主要企業サイトの構造化データ対応率はわずか6%
Googleが強く推奨している構造化されたデータのマークアップについて、世界と日本の主要企業サイトのトップページの対応状況を調査しました。北米・欧州は約4割が対応済みであり、日本を含む他の地域に対し著しい差がついています。

- 世界主要企業の四分の一が構造化データに対応
- 国内主要企業の94%が構造化データに未対応
- 北米・欧州の4割が構造化データに対応
- 中国・日本を含むアジアでの対応の遅れが際立っている
世界・国内主要企業サイトトップページの構造化データ対応状況
世界・国内主要企業の比較

Fourtune500の地域別対応率内訳
地域(企業数) | 対応率 |
---|---|
北米(139) | 41.7% |
欧州(140) | 39.3% |
中南米(11) | 18.2% |
中国(108) | 2.7% |
日本(52) | 1.9% |
アジア(50)※ | 14.0% |
合計(500) | 25.2% |
※中国・日本を除く
対応されている主な構造化データ
構造化データタイプ | Fourtune
500 |
日経400 |
---|---|---|
Organization | 48 | 9 |
Website | 39 | 2 |
WebPage | 18 | 2 |
BreadcrumbList | 13 | 4 |
SiteNavigation Element | 13 | 1 |
Corporation | 8 | 2 |
TOPICS
トップページ以外にも構造化データが拡がる
今回の調査では、トップページのみを対象としましたが、製品ページやニュースページ、Q&Aページなどにも構造化マークアップが急速に拡がっています。
またGoogleサーチコンソールにも、商品 (Product) の構造化データの状況を確認できる機能が追加されました。
